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初めてシャングリラが開催された１９９９年、２回目の２００３年、そして今年が３回目・・・演出はもちろんですがユーミンの体力、気力に脱帽です。エンターテイナーとして、アーティストとしてまさにトップランナーです。近年ドラリオンやマッスルミュージカル等エンターテイメント業界は前回のシャングリラ開催時よりも様々なshowが定着、開催されている中で比較されることも多いと思います。はっきり言って空中ブランコだけを見たら・・・シンクロもオリンピックと比べたら・・・いろいろと言われることもあるかもしれません。しかし歌とストーリーがその中に存在し演出、計算されたshowとしては間違いなく他に類を見ないライブショウであることは明らかです。スポーツは見るけどライブなんか行ったことがないお父さんも、ユーミンの曲はあまり知らないという皆さんもきっと楽しめる２時間半の異空間です。是非ご覧下さい。

とある週刊誌で先週のビデオリサーチ社のTV視聴率に関する記事を目にしました。「TV離れ明確」という内容で・・・簡単にいうと先週一週間で20%を超える視聴率を取った番組がひとつも無かったということでした。しかも７月の編成に合わせてドラマや深夜バラエティの改編期であることから最終回ものがあって本来なら視聴率が上がる時期であるにも関わらず・・・過去１０年を振り返っても例が無いそうで、特に２０代女性のTV離れが深刻とのことでした。要はドラマが面白くない、バラエティはどこのチャンネルも同じ芸人、同じような企画・・・一方でDVDやHDを筆頭に録画メディアの進化で視聴率では計れない部分があることも確かです。しかしリアルな意見はアンケートだったそうです。「好きなTV番組が見たくて帰宅することがない」と・・・20%を超える視聴率のドラマやバラエティ番組は次の日学校や職場で話題に出ることで「見たい」という心理もあるようです。この業界にいながら自分に当てはめて考えても確かにそれは言えます。話題になる、話題に上る、話題に出す・・・いずれにしても視聴率のバロメーターとはそれが事実です。考えてみれば１０年前は視聴率30%超えが目安でした。今は20%、これからは10%超えが論議される時代なのかもしれません。もっと言えば視聴率の概念が変化する時期なのかもしれません。視聴率と録画率で30%とか・・・？
TVが面白くなくなった要因にTV局社員の番組創り姿勢に触れていたことも事実です。同時に音楽業界にも言えることかも・・・？出来る限りクリエイティブありきで制作の仕事をしていきたい、と改めて思いました。

「ナミダの成分」・・・甲斐名都1st.アルバムのタイトルですが今回のアルバム制作において甲斐名都の言葉の引き出しと感性にドキッとすることが沢山ありました。単なる恋愛ソングというよりも世代を超えて過去を思い出したり、今を感じたり、未来を期待する気持ちになれる歌は唄い継がれる作品の原点です。名都のファーストアルバムにはそんな歌達が詰まっています。また映像も２作品「青の無恋にその恋を投げてしまおう」「夏嵐の夜」を制作したのですが、この映像もそうとう素晴らしい出来栄えです。自身がA&Rとして関わっているアーティストの作品をここまで褒めるのは過去の経験上でもなかなかありません。とにかく甲斐名都というアーティストの存在感と成長が素晴らしい！とてもピュアにそんなことを思える作品に仕上がった1st.アルバム「ナミダの成分」、是非お楽しみに！

何気なく出張でいつも使っている東京駅・・・思えば今から二十数年前、田舎から夢見て上京した時に初めてひとりで降り立った東京駅の感覚は脳裏にかすかに覚えています。昨日はイームが久しぶりにJR BREAK STATION東京駅でフリーライブを行いました。イームはここのフリーライブで様々な出会いを得ています。viviの声とMCと音鳴りがこの空間に合っているだと思います。足を止めるお客さんの人数が他のアーティスト以上です。またその歌詞に今の自分や状況、そういえばそんな気持ちだった、あっ思い出した・・・etc...そんなことを思いながら聴いて頂いている働くお父さんお母さん、OL、サラリーマンの方々がCDを連れて帰ってくれます。この光景を見るたびにイームの音楽は世代を超えて指示される確率は充分あると実感します。一歩一歩ですが是非いいなと思ってくれたお客さんからお客さんへ口コミで伝わる歌として歌い伝え続けて行きたいと思います。

いつになってもこのアナログ作業は音楽制作において変わることはありません。機材の進化や録音メディアのデジタル化は益々進むと思いますが・・・そういえば今朝アメリカではiPhoneが発売になるというニュースがトップで紹介されていました。TVの映像はゲーム機同様長蛇の列でした。日本では来春？との噂・・・見た感想はNINTENDO Wii同様に全く新しいハードだと思います。携帯プレイヤーとしても権利問題処理が今以上に進めば創る側にとっても聴く（買う）側にとってもネット配信以上に、着歌フル以上にチャンスが広がる気がします。但し音質へのこだわりは益々無くなりそうですが・・・

今日久しぶりに会ったHさん、実は初めて会ったのが１８年前の１９８９年・・・今でも同じ音楽業界で仕事をしている知人ですが「野上さんはいつもずっとスーツを着ていたから全くイメージ変わっちゃいましたね」と・・・（苦笑）考えてみれば若ければ若い程スーツ姿で過ごした自分がいた事を思い出しました。その頃会っている人たちの自分のイメージは間違いなくスーツ姿のようです。立場を変えれば数十年前に会っていた人のイメージは鮮明に残っているわけで・・・しかしイメージという言葉は過去にも未来にも使えますが全く違う意味になります。
今更ながらそんなことを思いました。

連日のレコーディングです。昨年も同時期にレコーディングしていた彼等ですが、今回初参加のプロデューサーA氏から刺激を受けて更に大きく成長しています。グックルならではのピアノロックサウンド、絶妙なバラード・・・来月まで続きます。
甲斐名都は８月８日にシングル「青の向こうにその恋を投げてしまおう/夏嵐の夜」、８月１５日にフルアルバム「ナミダの成分」が発売となります。今週末から関西圏でストリートライブも始まります。梅雨も夏も駆け抜けそうです。
1-E（イチノイー）もライブで成長中です。渋谷club asiaと横浜BAYSISを中心に活動中です。お時間ある方是非一度見に来て下さい。

６／３に約３ヶ月ぶりとなるイームのワンマンが渋谷7th.FLOORで行われました。毎回viviの愛情こもった手作りグッズが大好評ですが実際に素敵なグッズに仕上がっています。ライブもここ３ヶ月に渡って起こった様々な事件をviviの言葉で丁寧に、そして未来に向けて語りかけた内容でiyiyimの作品自体が持っているメッセージと共にお客さんの心に届いていました。歌声とステージングは唯一無二と言える輝きを持っています。次回ワンマンは９月７日、恒例の「あいのわナイト」・・・今年で５回目を迎えます。是非お楽しみに！

５月最終日です。東京は晴れから夕方いきなり大雨洪水警報・・・６月に入ると梅雨の足音が聞こえてきます。今週は悲しいことも嬉しいことも大きなニュースが多い一週間でした。力塾は「chikarajuku factory」レーベルの仕事が主流となってきているためなかなか新人のリリースがありませんが、その分「甲斐名都」「KOH-TAO」「グックル」「iyiyim」を更にステップアップさせるためにスタッフ共々日々東奔西走しています。是非応援よろしくお願いします！

退院してから何かしているようで何も出来ていない気がする。５月が終わってしまう・・・大変だ、と心で思ってふと考えた。考えて、考えるのをやめた。何故か今までずっとそんな風に過ごして来た気がする。いつも大変だという気持ちに追われて・・・もう少しゆっくり歩いた方がよいのかもしれない。
先週から復活して決算の詰めとグックルのプリプロに追われる日々である。甲斐名都のアルバムはマスタリングを残すのみ・・・そういえばiyiyimのワンマンが来週の日曜日（６／３）だ。やっぱりあっという間だ、気がつけば・・・