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毎年６月と聞くと１年の半分が過ぎた実感がある。進んでいること、予想外の出来事、出来ていないこと・・・丁度いろいろ見えてくる時期でもある。今年初めに立てた目標は何だったっけ？？そこを振り返るのに丁度良いタイミングだ。出来ていないことを見つめ直そう。
５月最後の昨日、予想外の出来事がひとつ起こった・・・何と初めて「ぎっくり腰」なるものを体験・・・もともと腰痛が無かった分、あまりの激痛にビックリ！そのまま病院へ行くというハメに・・・細かく腰のレントゲンを撮られた結果「ぎっくり腰」・・・まぁそれで済んだから良かったのかも・・・取りあえずコルセットと薬をもらい情けなくも痛い一日だった。
今日は久しぶりにある雑誌の編集発行人の方とMTG・・・彼とはかれこれ１３年前からの知り合いでもあり初めて自分が音楽業界紙でインタビューを受けた際のライターでもある。今は某有名雑誌の編集発行人でもありTVのコメンテーターとしても良く見かける顔になった。たまに業界関係のパーティーやイベントで挨拶程度の仲になっていたため久しぶりに情報交換させて頂きたくなってアポを取った。ちゃんと話をするのは７，８年ぶりであるものの空白の時間を感じないのはお互いに１３年前と同じフィールドで仕事しているからだと思った。

さて６月は様々な新たな仕事の仕込みの時期に入ります。少しずつ前に進めていきましょう。

昨日３年ぶりに沖縄入り。「ナキムシのうた」が全国的にラジオ局でオンエアされたことから全国各地から抽選でリスナーの方々を招待して風味堂のライブを沖縄で楽しめるという超豪華な企画・・・全国から６０名のリスナーを２泊３日で招待してオクマリゾートホテル内のレストランでライブを行いました。久しぶりの沖縄は丁度梅雨の時期でもあるため雨天ではあるものの限定ライブには全く影響ありませんでした。最近では自分が風味堂のライブを見る回数は少なくなっていたものの歌、演奏含めて見事なライブでした。自分もスタッフもお客さんになって楽しんでいる姿がある空間は音楽の力をリアルに感じます。今どんどん大きくなりつつある風味堂は目の前の距離感も１万人のお客さんの前でも同じパフォーマンスが出来るスキルを持っています。まさにジャンルを超えた「うたもの」として天下を取れるバンドです。７月の初の全国６大都市ワンマンライブツアーが楽しみです。
昨日今日行った「オクマリゾート」という場所は沖縄の北に位置し空港から約２時間半かかる観光スポットですが今から１８年ほど前に確か出来て間もないこの場所にイベントで来たことがありました。地元の人に言わせると「観光客がメイン」ということでなかなか行かないとのことですが天候さえ恵まれれば娯楽はマリンスポーツだけというある意味とても贅沢な数日を過ごせる場所です。次回は是非遊びで行きたいですね。

随分前から知ってはいるもののちゃんとライブハウスでライブを見たことがなかった新人アーティストのライブを拝見。先月ある場所で偶然再会した際にCDを手渡されたことがキッカケでした。彼女の本職は画家・・・畳一畳分もの作品を制作する個性派アーティストである。画を描き、歌を唄う・・・ホントにアーティストである、とここまではライブハウスでの普通の出来事。昨日はここからある「発明品」に出会う。暗くなったライブハウスでひときわ光を放つバックを持った女性・・・どう見てもそのバックは薄型テレビ？またはPC画面？が埋め込まれているように見える。バックの外側（見える部分）に映像が写し出されているのである。見たところVJが流すようなループされた映像パターンが分間隔で変化しているもののようだ。とにかく目立っている。PRしてるのは見え見えである。それは解っていたが思わず声をかけてしまった。「これなんですか？」・・・答えは自身が作った映像を組み込んだ創作バックということで今売り出そうとしているとのこと。やっぱり・・・と思いながらもかなり注目されること、おもしろいアイテムであることには間違いないので詳しいことをメール下さい、と言って名刺を渡した。はたしてどんなPRが届くのだろうか・・・？ちなみに一緒にいた人も名刺を渡して情報を頂くことにした。何か進展あればここで報告します。

カリンバという楽器・・・指で弾くピアノとでも言うのか子供の頃美しいなと思ったオルゴールを自らはじいて奏でている感じである。決して機械的ではなく人肌を感じる音色である。昨日スタジオで完成したその音色をずっと聴いていた。発売は７月・・・夏の最中には音で心と体に涼しさと栄養を与えてくれる１枚になることは間違いない。アーティスト名、内容など詳細の発表はもうしばらくお待ち下さい。歌詞のない音だけの世界です。でもきっと気に入って頂けると思います。こうご期待！

今日仕事で作業をお願いした彼とはかれこれ足かけ１２〜３年のお付き合いになる。最初の出会いはマネジャーとミュージシャン・・・もちろんミュージシャンは彼の方である。但し彼のバンドのマネジャーをしていたわけではなく自分が当時担当していた女性アーティストのライブツアーバンドをお願いしていたという形だ。月日は流れて今彼はスタジオでエンジニアとして活躍している。ミュージシャンとして音を知っている分、ある意味でアーティストから、制作者から信頼が厚いのも事実だ。そんな彼と久しぶりに仕事後に飲んだ。これだけ長い付き合いにもかかわらず二人で飲むのは初めてだったことに途中でお互い気が付いて、考えてみればバンドやアーティスト回りの仕事をしていると二人とかで飲むことは無いよなと笑い合った。しかしホントに昔から知ってる気がして話が弾んでまた何かおもしろいことを一緒にしたくなった。芋焼酎がとても豊富な店で気持ちよく飲んで家路に着いた。

昼夜共にイベント三昧の一日でした。まずは相模大野駅ステーションスクエアへ・・・甲斐名都初のフリーライブイベントは直太朗、風味堂、イーム、スナッフロールも出ている力塾関連アーティストは何度もお世話になっている場所で、ここは毎回ライブ前のMCも自分がやらせて頂いてます。山野楽器相模大野ミロード店店長のKさんには結果的にある意味で毎回キッカケを作って頂いています。感謝です！甲斐名都初めてのステージはまさしく「ライブ！」でした。ハプニング含めて本人の思いと見ているお客さんの視線が同じ温度になりました。その証がCD完売です。緊張感含めて「初めて！」が実を結びました。次回は５／２８です。詳細は甲斐名都ライブ情報で確認して下さい。
続いて夜は新宿CROSS ROADへスナッフロールのライブを見に・・・久しぶりに見る彼等のステージは新曲４曲にトライする更に挑戦している姿がありました。いよいよ次のステージに向けて走り出しています。都内近郊の次回は６／５渋谷O-Crestです。

それと今日はもうひとつ嬉しい出来事がありました。昨年暮れに病に倒れた高校時代の友人から「退院した」という電話・・・数ヶ月前からは考えられないそのしっかりした彼の会話に「強さ」を感じ元気をもらいました。人生もまさに「ライブ」です。新たな曲順を考えるように、まだまだライブはこれからです。自分もアーティストも、そして皆さんも・・・！

今日発売日を迎えた「甲斐名都/夕暮れワルツ」・・・思った以上に各レコード店の方々から応援して頂いています。正直に嬉しいことです。デビュー盤というのは一生に一度の一枚です。ここから甲斐名都の歴史が始まります。そして何年経ってもこの中の曲は決して忘れることのない作品となります。今日、本人と一緒にお店回りをしていて原点の気持ちを思いました。とても大切でとても忘れやすい気持ちです。大事に積み上げていきましょう。そして切なく真っ直ぐな明るい甲斐名都の魅力を感じてもらえる７曲です。ひとりでも多くの皆さんに聴いてもらいたい一枚です。

突然の雷、土砂降りの雨、そして晴天・・・なんだかとんでもない一日でした。その時原宿駅にいたのですが雨宿りと遊びに来ている人で駅構内がごった返して駅出るまでに２０分ぐらいかかるというとんでもない事態に・・・一昨年関西で起こった花火大会の駅陸橋ドミノ倒し事件を思いだしてしまいました。普段は１００分の１ぐらいの人出でも休日にここまで膨れあがることが事実として起こっているのであればこれも事前対策が必要かと感じました。ちょっとした渋滞の原理です。新たなケースの電車絡みの事故にならなければ良いのですが・・・とにかく大変な一日でした。

来週はライブ、発売日、企画会議と盛り沢山です。気温の変化が激しい毎日ですので体調には気を付けましょう。

新緑の香りを一番感じる季節が今。人は何故か自然の香りに記憶をだぶらせる・・・正確に言えば記憶と共に香りを覚えているということですが・・・。昨日はある方からの誘いで新人のライブを見に行きました。そして今日は久しぶりにチェロアコースティックスのライブを原宿で聴きました。最近はNYや地方が多かったため見る機会がなかったのですがピアニスト嶋津さんとのライブ奏者冥利につきる呼吸は圧巻でした。その後久しぶりに会う音楽業界の友人と食事をして帰宅しました。新緑の香りを感じつつもとても寒い一日でした。

会社をやっていれば常に不安と期待の背中合わせである。良い情報もあれば予想外の出来事もある。経験が浅いことはその時々で一喜一憂していた。もちろん今でもそれはある。無いと言えば嘘になる。３ヶ月先の未来と３年後の未来を同じ線の上で描けるか否か？それが大きなポイントである。数字ではなく気持ちとして・・・そして経営者としてはそこに数字を加えることが出来るか否か・・・？最近はそんなことを日々感じる出来事が続いている。感じられると言うことは進んでいるという証でもある。たぶんどんな状況になろうとも不安と期待は背中合わせなのだと思う。しかし人は常に期待に期待することも事実だ・・・自分も含めて・・・今日も一日そんなことを感じられる日だった。