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深夜に走って着いた場所は苗場スキー場。目立った渋滞もなく夜中３時前には到着しました。仕事では昨年も来ていますがチケット買って初日から来るのは初めてのことでワクワクしました。
夏の日差しと共に朝９時から行動開始。民宿で朝食を食べ入口でパスに変えて会場へ・・・まずはGREEN STAGEのオープニングアーティスト「MASTER LOW」を見て、RED MARQUEEの「アナログフィッシュ」そして「風味堂」を見にFIELD OF HEVENへ移動。昨年はROOKIE A GO GOに新人として出演したときとは二回りも大きくなった姿がそこにありました。場所がフジロックであっても「ナキムシのうた」「ゆらゆら」が気持ちよく響く彼等のステージでした。終了後いきなり会場は大雨に・・・さすがに変わりやすい山の天気を実感。濡れながらコォタオが出演するGYPSY AVALONへ移動・・・雨天決行の夏フェスでは雨で中止になることはありませんがやっぱり晴天がベストです。コォタオが演奏する頃にようやく小降りになり少しずつお客さんもAVALONに戻り始めました。「あまなみ」を演奏する頃には雨で濡れた草の匂いが一面に感じられ彼等の音楽と自然が空気になって感じられました。終了後GREEN STAGEへ移動しTHE HIGH-LOWSのエネルギッシュなステージを堪能、年齢重ねるごとにパワーアップしている感じさえしました。さてその後は夜のステージに備えるために近くの民宿で温泉へ・・・歩きずくめの足を少し休め再び会場へ・・・個人的に見たかったひとつめのライブ「Coldplay」が夜のGREEN STAGEに登場。曲の良さだけでなくサービス精神も旺盛な彼等のステージングに脱帽でした。最後は一番見たかった忌野清志郎のステージを見にWHITE STAGEへ・・・もうただのファンとして彼が出てきた瞬間から両手上げて叫んでました。ただのロック少年(中年)状態で叫びまくってました。歌のパワーも声質もその生き方もまさにロックでデビュー３５周年を迎える姿に見とれていました。自分がかぐや姫や原田真二を聴いていた頃に初めて聴いて衝撃を受けた「トランジスタラジオ」。未だにこの曲を最後に歌ってくれてしかも全く古く感じずその会場にいる１０代から５０代まで一気に盛り上がれる曲だという事実は最高です。この仕事をしているからこそ自分が楽しめる感覚をずっと持ち続けていきたい、ずっと感動出来る自分でいたいと思いました。
深夜１２時過ぎるとテントやホテルに帰り出す人たちも増えてきます。朝５時頃まで続く３日間に渡るイベントはそれぞれが自分たちのスケジュールを立ててライブを楽しむ空間。今回は初日しかいられないため忌野清志郎で自分のフジロックは終了です。しかし一日中良く歩いた、よく飲んだ、よく食べた、そしてライブを楽しみました。来週からまたがんばります。

午前中銀行関係の仕事、ランチは知人のYさんと久しぶりに情報交換＆お願い事、午後は９月に出すアルバムジャケットの入稿MTG、イームが参加するイベントのリハーサル、スナッフロールのレコーディング、そして吉祥寺のスターパインズカフェにミュージシャンを迎えに・・・久しぶりに仕事が一日に集中してました。その合間に電話も多く中には何年ぶりかの懐かしい連絡もありました。
さて今夜はこのあとある場所に向かって走ります。早朝渋滞を避けるため夜中に出発です。その場所は・・・明日以降報告します。

本格的に夏休みを迎えている様子は電車に乗るとわかります。子供の頃を思い出すと７月は遊ぶことしか考えてなかったですね。今も昔もこれは変わらないのかもしれませんね。今週末からは８月前半に夏休みを予定している企業や個人的に夏休みを取っている人たちが沢山いるようです。
今日は台風直撃が予想されたため夜入っていた予定がキャンセルになりました。地震も台風も自然現象ですが重ならないように願いたいですね。

風味堂もイームもお馴染みとして何度もフリーライブをやらせて頂いた場所「ラチッタデッラ」で今日は甲斐名都が初登場でした。昨日の雨の予報は朝方当たりましたが徐々に外れて・・・結果２ステージ共に降られることなく演奏出来ました。甲斐名都はストリートライブの経験が確実に生かされてきている内容で初めての皆さんの前で着実に伝わっている気がしました。今は全てのライブがひとつひとつの出会いです。次回は８月３日にビナウォーク海老名です。

昨日の地震発生時、実はスーパーにいました。「グラッ」ときた瞬間は固まってしまった（足を止めた）というのが事実です。近くの商品がいくつか床に落ちエレベーターも止まったようです。その後自宅へ帰ると臨時ニュースとして報道されていましたが都心の震度５強というのは地方にいる人の方が驚いた方々が多いようで一瞬にして電話が繋がりにくくなりました。しかし一番大変だったのは交通網のようでJRは点検のため全線開通は７時間後、東京メトロを中心とした地下鉄は４時間後となり２駅、３駅歩いて目的地に向かう人たちで歩道が一杯だったようです。いざというとき役立つのはやはり自己体力かもしれません。しかし今回の地震、ある意味で良い警告だった気もします。

今日都内のホテルで音楽業界の第一人者であり大先輩である某音楽出版社会長であられたMさんのお別れ会が開かれました。先月初めに届いた突然の訃報から約一ヶ月半、ご本人の強い意志で荼毘に付されたあとで発表されたその事実には自分なんかよりも数多くの故人と親交が深かった皆様方が衝撃を受けられたと聞いていました。そのことは今日来場されていた人数を見れば一目瞭然で1,000人近いアーティスト含めた音楽業界関係者が来場されていました。故・坂本九さんの「スキヤキ（上を向いて歩こう）」が全米No.1に輝いた時代に日本における音楽出版ビジネスの軸を創られてきたMさんと自分が初めてお会いして食事をさせて頂いたのは今から７年前でした。会社を設立してまだ３年目の若造である自分に穏やかで存在感あるMさんは昔話と現在の音楽業界の事実をねじ曲げることなく率直に話して下さる方でした。まさにジェントルマンでした。年齢ではなく音楽の仕事を創ろうとする全ての人たちに同じ眼差しで応援して下さる方でした。今日のお別れ会で拝見した軌跡で更にそれを実感しました。創った仕事が生きた証となって受け継がれていく・・・本当に尊敬すべき大先輩でした。Mさんの魂に合掌。

今日渋谷クラブクアトロで風味堂初の６大都市ライブツアーファイナルが行われました。チケットは早々とソールドアウト。そして音楽業界の注目度の高さがわかる200人近い関係者の人数・・・しかし彼等はそんなことは何にも感じさせない、ライブを楽しむ、そして楽しんでもらう気持ちで益々ライブバンドとして格段と成長した姿でそのステージに立っていました。音楽性、MCのおもしろさ、そしてひたむきな真面目さ・・・それら全てを持ち合わせた風味堂というバンドはこれから間違いなく天下を取るバンドだと確信できたライブでした。立場を忘れて「ナキムシのうた」「涙をふいて」では自然に涙が頬を伝っていました。全ての曲がまさしく「歌のチカラ」にあふれた心の一ページを創るものでした。打ち上げで飲んだ紹興酒があんなにおいしく感じたのは気分だけじゃなくて皆なの気持ちが癒されていたからです。元気と勇気と切なさと癒しを与えてくれる風味堂のライブは普通にファンとして行きたい、と感じさせてくれる素晴らしい空間でした。このあとは夏の野外フェス「FUJI ROCK 2005」「ROCK IN JAPAN FES.2005」と続きます。この先にはどんなドラマが・・・？　
まさしく今日は新たな風味堂のスタートラインでした。

今や路上でライブをやっているのが当たり前となりつつある夜ですが力塾レーベルアーティストもイーム、甲斐名都を筆頭に活発です。もちろん止められてしまうこともありますが良い演奏、響く曲にはお客さんは素直に反応します。実は自分自身も普通にお客として聴いている時があります。その場でチラシをもらったり、時にはCDも買います。
伝える作業で一番確かなことは目の前で演奏する、歌うことです。そして増えれば増えるほど見る方も慣れてきてちょっとやそっとのことでは足を止めなくなります。自分の経験で言えば感覚で瞬間的に足を止めます。声、メロディ、歌詞・・・それ以外に演奏スタイルも視覚的にまず飛び込んできて立ち止まる要素です。先々週ある女性二人組のキーボードデュオに足が止まりました。今日はホーンセクション入りの７人組のパフォーマンスバンドに思わず見入ってしまいました。一方で見守る立場でありながら一方で魅せられる自分もいます。ストリートライブがひとつの文化となればもっと素敵な音楽やアーティストに様々なチャンスが出来る気がします。最近は演奏者同士や見学者との間にもマナーが極自然に出来上がってきています。フェス系ライブの原型かも？ですね。

今年の４月にイームのライブに足を止めて頂いたことが縁で知り合ったSさんに誘われて伺った「ビジネス昼食会」・・・Sさんがアメリカ人の友人のエグゼクティブを２ヶ月に一度招いてライフスタイルを語って頂くという昼食会。仕事柄様々な方々と出会う中で全く違う業種の方々の出会いの場になればという心遣いで始められたというこの会は、普段ではなかなか知り合えない方と名刺交換出来ました。今回は今や日本で最大手となった保険会社「アメリカンファミリー生命保険」のAさん。同時通訳システムが上手く機能せずとっさに日本語に切り替えて話されたそのひとつひとつの言葉には逆に説得力を感じました。Sさんに感謝です。
夜は渋谷0-nestでスナッフロールのライブを見学・・・リフォーム後初のO-nestは以前の面影を一新した空間でした。そしてそこでも懐かしいミュージシャンとの再会がありました。
暑い毎日が続いています。体調には注意しましょう。

仕事でもプライベートでも自分が主導権を握って進めていると見えているようで見えなくなっていることが沢山あります。自分の足下にあることを自分に都合の良い理由を付けて進めている、これが普通だという考え方で進めていることがあります。ちょっとしたことですが知ってるつもり、解ってるつもり、聞いてるつもりになっています。ふとゆっくり考えてみると「あれ？」「これでいいのかな？」「こんな考え方有りかな？」と思う瞬間があります。大切なことはそのことに正直に気が付けるか否か？かもしれません。「一度決めたことだから」とか「今さらそんなこと言っても」ではなく「そうかもしれない」「何故そうなるのか」「今なら変更できる」というフリキシビリティを持つことが大事だと思います。なかなか目に見えない心の戦いですが・・・昨日、今日とそんな出来事がありました。自分が持ってる「感情の脚本」に捕らわれないようにしたいですね。

代々木公園で昨日、本日行われていたアースガーデン”夏”に行きました。このイベント自体に来るのは２回目ですが毎回各お店の商品よりも来ている人たちの人間味に惹かれます。エコ、オーガニックライフ、ファーマーズガーデン・・・フリーマーケットを主体としたこのイベントは衣食住に関わるお店の出店、出展が代々木公園内でプロ、アマ問わず認可されればお店を出せる仕組みです。コォタオで広がったネットワークでもあります。野外でライブを見ながら地ビールを・・・そして帰りがけにはその会場で絞っていた生じょうゆを買って帰りました。これでお刺身食べたら間違いなく旨い！という代物でした。結局飲食関係がメインになってしまう・・・自分の本能です（笑）
まぁ日曜日の野外、夏の陽射しの中でのライブ、そしておいしい自然食があったら仕方ないですね。そういえば今日７月１０日は「納豆の日」とのことでどこのスーパーも納豆コーナーがいつもより人目を引く演出でした。納豆好きでほぼ毎日食べてる自分には全く特別ではありませんが・・・
昨日深夜の大雨が信じられないほどの晴天と人出でした。