自分は何故この仕事を選んだのか?ふと、そんなことを考えることがあります。選んだ、というのはあまりしっくりこない・・・導かれたという方がしっくりきます。初めから裏方で働きたかったわけでは無かったので・・・(苦笑)年末になると今年一年は何をしたんだろう?と振り返ります。音楽の仕事の基本は「出会いと制作(縁と感性)」です。でも生活とか経営を考えると「コネクションと宣伝(力と金)」に知らないうちになりかけています。今年一年はそれではダメだといろいろな意味で考えさせられた出来事が沢山ありました。自分が関わるアーティストは全て「出会いと制作」から始まっています。これは自信あります。感じるもの、惹かれるもの、そして共感し始まる仕事・・・これが心の財産です。結果世の中に受け入れられてヒットという形で残っていくと会社の財産になります。そこまでいかないと「心の財産」止まりです。ここ数年は「心の財産」が沢山増えました。結果論ですが・・・(苦笑)でもひとつだけ気がついたことがあります。たぶん心の中ではずっと「会社の財産」を作りたいと思い続けて仕事していたのかもしれないと・・・
設立当時は本当に「縁と感性」で仕事してた気がします。もちろん時代性や流行、若さもあるでしょう。経験値が無い分経験しながら学んでいました。様々な経験値が自分の素直な感性を邪魔することがあります。知らないうちに計算し出していたのだと思います。一年で得るもの、失うものが沢山あった2007年でした。2008年は設立当時の気持ちとやり方に立ち戻ろうという決意です。10年前とは比べものにならない早さで環境や状況も日々変化します。変化についていこうとする前に自分の感性と出会った皆さんとのネットワークとそして会社以前にアーティスト、スタッフ、参加する全員それぞれがやりがいと喜怒哀楽を共有できる環境を創りたいと思うこの頃です。力塾という会社を12年前に立ち上げた意味と、その名前に恥じないように、もう一度ひとつひとつ大切に育てたいと・・・そう思っています。
設立当時は本当に「縁と感性」で仕事してた気がします。もちろん時代性や流行、若さもあるでしょう。経験値が無い分経験しながら学んでいました。様々な経験値が自分の素直な感性を邪魔することがあります。知らないうちに計算し出していたのだと思います。一年で得るもの、失うものが沢山あった2007年でした。2008年は設立当時の気持ちとやり方に立ち戻ろうという決意です。10年前とは比べものにならない早さで環境や状況も日々変化します。変化についていこうとする前に自分の感性と出会った皆さんとのネットワークとそして会社以前にアーティスト、スタッフ、参加する全員それぞれがやりがいと喜怒哀楽を共有できる環境を創りたいと思うこの頃です。力塾という会社を12年前に立ち上げた意味と、その名前に恥じないように、もう一度ひとつひとつ大切に育てたいと・・・そう思っています。