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力塾(ちからじゅく)は新しい力を発掘、発展させるレーベルです。「きいて・ふれて・みてください」あなたのお気に入りの音楽・・・みつかるはずです。

冬、春、冬、春・・・

一日ごとに冬と春が行ったり来たり・・・何だか自然に遊ばれてる気がします。今日は近くの公園で春の香りを感じました。白、赤、黄色の花とその香りを感じた時は花粉のことなど忘れて思いっきり深呼吸している自分がいました。明日はまた真冬の寒さに戻るそうですがしばらくは季節の入れ替わりの日々が続きそうです。

季節の入れ替わりと同じように今月は今期の決算に関わる仕事と来期に向けての仕事や企画、新規ビジネスへの対応に追われる日々です。反省もあれば期待もあります。不安がないと言えば嘘になります。でもふと考えてみるとそれを感じられると言うことは正常であるという意味だと思います。自然同様に冬、春、冬、春・・・の日々がしばらく続きそうです。ひとつ言えることは季節同様に自らの気持ち次第で必ず入れ替わるということです。春の足音はすぐそこまで来ています。
 
チカラの素 | 2006.03.12 Sunday 22:53 | - | - 

3月8日

今から5年前の3月8日に発売されたある1枚のミニアルバム・・・これが後に力塾の原点を世の中に再認識して頂けることになるとは発売されたこの日には誰もが想像しなかった出来事だと思います。正確に言えば僕自身が全く想像出来なかった事実となる始まりの日です。そのミニアルバムとは「直太朗/直太朗」・・・2003年3月5日に発売された一曲の作品がありました。その曲は桜の開花と共に徐々に徐々にまさしく北上していくように拡がりを見せて日に日に売れていく枚数が増えて、2ヶ月後の5月10日にはとうとうオリコンチャート1位になりました。後で聞いた話ですが初回製造枚数は1,200枚程だったそうです。その作品は2ヶ月かけて1,000,000枚を突破する売上を記録することになりました。「さくら(独唱)」・・・そうです、あの森山直太朗の名曲です。
この出来事は今でも鮮明に覚えています。会社をやっていれば上昇している時期もあれば苦しい時期もあります。山あれば谷あり、楽あれば苦あり・・・言葉では端的ですが心理的には凄い重圧です。丁度このころは苦しい時期でした。でも新しいことにもトライしていました。3月にスナッフロールのアルバム「イメージ」を発売し、風味堂の「花とりどり」を4月に発売するためにお店に、媒体にスタッフと日参していました。
イームのレコーディングも始めていました。後に「あいのわ」として発売される作品を・・・しかし会社自体は「谷」の時期でした。ひとつ言えることは決して諦めないと言う気持ちが強かったこと・・・アーティストとひとつひとつ積み上げていこうと決めていたことでした。それがこの「さくら(独唱」の大ヒットで2001年3月8日に発売したインディーズ盤「直太朗」11月に発売した「ワスレモノ」に注目が集まり、予想外の売上急増で経営にも好影響をもたらしてくれたばかりではなく力塾のレーベルカラーや作品にもスポットが当たり現在の「歌力」の原動力に繋がる結果をもたらせてくれました。発売当初は売れなかったインディーズ作品が一曲のヒットによってここまで評価頂けることは自信に繋がると同時に継続の大切さを教えられました。
もちろん常に作品創りと経営は正比例を目指さなければなりませんが結果は良いことばかりではありません。それも事実です。でも直太朗さんの歌に対する姿勢や作品に対するこだわりはこのヒット曲をキッカケに評価されたことで過去の作品も今現在創りだしている作品も原点に共通点があるということを再認識させてくれました。

長くなりましたがその出来事を忘れずに、音楽業界においても力塾においても新たな様々な変化が起こりつつある今も前を向いて進んでいきたいとふと感じた一日となりました。
 
チカラの素 | 2006.03.08 Wednesday 23:47 | - | - 

すでに3月・・・

先週末はイームのレコーディングで二日続けて朝帰り・・・土曜日は甲斐名都の相模大野駅インストアライブへ・・・その後上京してきている高校時代の友人と食事をして日曜日を迎えました。先週3月に突入したばかりなのに気が付けば一週間・・・ニュース番組や情報番組を見ても凄い早さで世の中が動いている気がします。ソフトバンクがボーダフォン買収とは・・・NTT docomoやauも含めて今や始まりの社名さえ合併した会社の名前さえすぐに解らなくなってしまいます。自分が会社を設立するとき、株主になって頂いたKさんから「社名は育つものだから」と言われました。その時は解らなかったのですが今では自分もそう思います。世の中の流れには逆行しているのかもしれませんが「物創り」を原点にした場合、明らかに社名は育つものだと思います。中にはあらゆる意味で「育てる」ということなんて面倒くさくてしません、と言い切る会社もあることは事実です。そしてそんな会社が利益を上げられる社会構造があることも事実です。善し悪しではなくて現実として・・・どんな仕事も始まりはゼロからのスタートで「インフラ」という生活空間に必要な仕組みに関わる仕事になると感覚が変わります。電気、ガス、水道もそうですが携帯電話やインターネットがそれに追随しています。そういえばNHKのプロジェクトXで見た番組で一番印象に残っている番組は「水を売る」プロジェクトでした。日本では飲める水道があるのに水なんか売れるわけない、という上司の叱責を跳ね返して日本で初めて水を売ることを成功させた「六甲のおいしい水」の話でした。音楽もそうかもしれません。ダウンロードが当たり前になればCDやDVDなんて売れなくなる、という言葉は随分耳にしますが未来になればなるほどライブに求められる価値観同様にパッケージ商品に求められる価値があれば無くならない形あるものだと思います。今月は未来に向かう大きな仕事の決断が求められる月になりそうです。一歩一歩進めていきたいと思います。
 
チカラの素 | 2006.03.05 Sunday 19:33 | - | - 
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